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フットサル競技規則について ★ その2 ★

今日は、キックオフ・交代・4秒ルールについて、確認をします。

 

【キックオフ】

主審はベンチがある側のタッチラインの外側で、ハーフウェーラインからやや後方に位置し、一方の腕をキックオフするチームの攻撃方向に向けて水平に伸ばして、キックオフの笛を吹きます。

第2審判は、逆側のタッチラインの外側で、守備側競技者の後方から2人目のラインにつきます。

今回、「警告や退場となる違反が起こるたびに、2人の審判の受け持つサイドを入れ替える」~という新しいルールができましたが、キックオフの笛は、必ず主審が吹くことになっています。

キックオフの際、注意する点を以下に記載します。

・それぞれの競技者は、自陣ハーフ内にいて、かつ、センターサークルの外にいなければならない。

・ボールは、センターマーク上に置かれ、静止させた状態で蹴らなければならない。

・ボールが蹴られて前方に移動したとき、インプレーとなる。

 → 以上の点が守られなかった場合、キックオフはやり直しとなります。

・キックオフから直接、得点はできない。

 → 相手ゴールに入ったら、相手チームのゴールクリアランス、自分のゴールに入ったらやり直しとなります。

・キックオフした競技者は、ボールが他の競技者に触れることなく再びボールに触れることはできない。

 → 違反した地点から、相手チームの間接フリーキックとなります。(手や腕で触れたら直接フリーキック)

 

【交代】

交代における注意点です。

・交代は、交代ゾーンから自由に交代できる。ゴールキーパーも同様であり、交代のための時間は与えられない。

・交代により退いた競技者は交代要員となり、再び試合に参加できる。

・ピッチ内の競技者がゴールキーパーと入れ替わる場合、試合の停止中に審判にその旨を通知しなければならない。

「交代ゾーン以外からの出入り」、「交代要員がビブスを手渡しせず投げて渡す」のは、警告(イエローカード)となる違反である。

 → 違反があった時にボールがあった地点から、相手チームの間接フリーキックとなります。(アウトオブプレー中ならその時の再開方法)

 

【4秒ルール】

DSCF0043キックイン、フリーキック、コーナーキック、ゴールクリアランス及び、インプレー中のゴールキーパーの自陣

でのボールキープにおいて、4秒を超えた場合、反則となります。(キックオフとPKには適用されません)

そのプレーの近くにいる審判は、4秒をカウントしなければなりません。

・シグナルは、グーの形で片方の腕を上げ、人差し指→小指の順に指を立てていく。但し、フリーキックはシグナルを行わない

・4秒99を超えて、5秒になった時点で笛を吹く。

・4秒のカウントは、ボールをプレーできる状態になったときから数え始め、時間稼ぎと思われる動作を容認しない。

 → 違反した場合の再開方法は・・・

 キックイン→相手チームのキックイン

 フリーキック→相手チームの間接フリーキック

 コーナーキック→相手チームのゴールクリアランス

 ゴールクリアランス及びゴールキーパーの自陣内のボールキープ→相手チームの間接フリーキック(違反した地点が、ペナルティエリア内の場合、その地点に最も近いペナルティエリアライン上から)

 

次回は、キックイン・ゴールクリアランス・コーナーキックについて確認予定です。